とりあえず読んだので、聖地をチェックしてみます。
Chapter1
友達同士で残念ながら雨で散ってしまった桜を見に行ったお話し。
花を見に行った土手というのは、イオン倉敷の近くにある酒津(さかづ)公園です。
天地無用でも聖地になっている場所ですね。
Chapter2
学校内の恋愛物語なので、舞台は特に無いのかな?
もしかすると著者の方の母校だったりして…。
Chapter3
試験中に釣りに行き、制服のまま海に飛び込むという、学生時代だったらやって、家で怒られたんだろうな(笑)というお話し。
釣りに行って飛び込んできた海は、背景から沙美海岸の辺りですね。
玉野市の渋川海水浴場に次ぐ規模の海水浴場で、海水浴場として開発された場所としては日本最古の歴史を誇る場所です。
また同時に天地無用の聖地としても知られる場所です。
Chapter4
上手く友達を作れない少女と、クラスでも一番の人気者の少女の出会いを描くお話し。
舞台になるのは倉敷の総鎮守である阿智神社。
作品中でも触れられていますが、美観地区のすぐそばにありながら、そこだけはとても静かな場所です。
ちなみにこちらも聖地無用でも聖地になっています。
Chapter5
文芸祭の演劇に関するお話し。
こちらも舞台は学校ですが、主人公の二人が登校に使っている道は美観地区周辺の整えられた住宅地のようですね。
倉敷市の配布した資料に出ていたので間違いないです(笑)。
あの辺りは町全体が美観地区のコンセプトに則って整備されています。
Chapter6
初めて学校をサボった少女と、サボりの常連っぽい少年の一日を描いたお話し。
前半で少女が始めてのサボりに興奮している風景は、倉敷駅です。
岡山では岡山駅に次ぐ規模の駅で、デパートなどと隣接した駅舎です。
後半、ばれにくいということで向かったのは少女が口にしたとおり、美観地区。
川が流れ、色々な商店が立ち並ぶ美観地区のメインストリートとも言える場所です
以上ですね。
…正直、天地無用の聖地を巡ろうとしていた時の様に、新しい場所との出会いというのが無くて、ちょっと寂しかったり。
でも自分が知っている場所が描かれているというのは、なんだかむずかゆいような面白さがありますね。