行って来ました!
太老神社です。
これが主人公のお祖父さんが神主を勤めていて、物語の舞台となる征木神社のモデルである太老神社の実物です。
実際はとても小さな神社なんですね。
写真右側には多少開けたスペースがあるのですが、僕がいる側だと、もう殆ど後ろへ下がれないくらいです。
もう少し引いて撮影してもいいのですが、隣にも建物があって、それが聖地に数えられているのかどうか判らないので、とりあえずパスしました。
写真中央のお賽銭箱と、その上の魔除けの鈴などが転地無用のファン有志によって寄贈されたものとして知られていますね。
写真左側の建物の角にある茶色いのが天地箱。
ファンの為に宮司さんが管理している連絡帳のようなものです。
番号つきの南京錠がかかっているので、簡単なクイズに答えて(あらかじめ答えを検索して出かけた僕は邪道でしょうか)、開錠すると中が見えます。
ちなみにこの答えが判らないと、本当に開きませんので、ご用心。
中には何冊かのノートと、何故か天地無用!のガイドブック(読んで勉強しました、ありがとうございます)等があります。
またファンの方のお土産として?殺虫剤、かゆみ止め、虫除けスプレーなどがありました。
これ、本当に大切です。
山の上にある神社なので当然ですが、猛烈な数の蚊がいます。
僕は普段余り食われないのですが、この時ばかりはリンチ状態でした。
カメラを構えていると、シャッターを押す手にとまり、天地箱のノートに書くときも始終食われっぱなしで、追い払いながら書いたので字が非常に汚くなってしまいました。
…他の方の字も躍っていたので、きっと同じ悩みを抱えていたのでしょう(笑)。
ちなみにノートにはいまだに新しい書き込みがあり、最新は7/11でした。
月に5件程度は書き込まれているようで、10年来のファンの方がようやく来れたという書き込みもあれば、最近ファンになったという方、もしかして僕と同じで聖地巡礼の為に天地無用!へ行き着いたのかな?という方も見られました。
全盛期に巡礼をされたいた方の記録には、旅先での出会いも描かれていましたが、さすがにそこまでの勢いはなくなっているようです。でもまだまだいきましょう、岡山!
ちなみに神社では近くで自営業をされている方と出会い、色々なお話を聞かせていただきました。
何故か僕はフリーのカメラマンの卵(売れてそうには見えないのでしょう)だと思われたようで、ちょっと激励していただき、勇気が出ました。