終了の危機を乗り越え倉敷アフタヌーンティーを継続していきたい(https://readyfor.jp/projects/kurashikiafternoontea)
倉敷アフタヌーンティ、終了へ
皆さんご存知でしょうか?
倉敷アフタヌーンティは2020年3月をもって終了します。
そもそも倉敷アフタヌーンティは倉敷市や市内3商工会議所、倉敷観光コンベンションビューローなどでつくる市観光客誘致協議会が企画したイベントです。
2015年に開始され、当時は夏の1回のみでした。
実はこの時点で期間は3年と区切られていましたが、好評のため5年に延長されました。
そして2020年3月で延長は行わずに終了となります。
しかし9店舗から始まった協賛店も、2020年1~3月の開催では27店舗に増えています。
そこで倉敷アフタヌーンティー実行委員会はクラウドファンディングを実施し、今後は倉敷市観光客誘致協議会の手を離れて継続することを目指しています。
そもそも倉敷アフタヌーンティとは?
倉敷アフタヌーンティは急に始まったおしゃれなイベント…というイメージの方も多いでしょう。
そこで倉敷アフタヌーンティとはなんぞや?という事にかんたんに触れておこうと思います。
岡山県は果物の産地として知られていますが、観光客が果物を食べられる機会は限られています。
確かに飲食店に行っても、メニューに清水白桃やマスカットの単品があるわけではありません。
そこで果物を食べて貰う機会として発案されたのが倉敷アフタヌーンティです。
そう、倉敷アフタヌーンティの真髄はおしゃれなケーキを食べることではありません。
そのケーキに乗っていたり、添えられている果物が主役のイベントなのですね。
ちょうどインスタ映えという言葉で知られるインスタグラムのブームなどもあり、倉敷市でも最も広く知られるイベントの一つになったのではないでしょうか。
継続へ向けて
クラウドファンディングでの目標金額は159万円です。
この金額で協賛店を募ったり、告知を行うためのサイトを作成します。
当面の目標は3年間、夏と冬の年二回の継続です。
倉敷アフタヌーンティの業績のような資料がないので具体的には判りませんが、こういったイベントなので繰り返すごとに話題性は薄れていく部分はあると思います。
3年経過した時点で、状況を見ながら次なる展開を検討していくということでしょうか。
個人的な意見としては倉敷市などの公的機関が外れる事を機に”岡山アフタヌーンティ“でも良いのではないかとも思います。
果物の産地は県内に多くありますし、それぞれの地域で協賛店が増えれば多少の費用の徴収で運営の安定化も見込めます。
とりあえずは倉敷アフタヌーンティの継続が第一ですが、今後の展開にも期待しています。