山陽新聞を読んでいるとこんなニュースがありました。
・内定取り消し 学生採用へ 新型コロナ影響懸念、岡山・はれコーポレーション
(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200319-00010009-sanyo-l33)
新型コロナウィルスの感染拡大による株価下落などに伴い、内定の取り消しが出ている問題。
それに対して介護サービス業のはれコーポレーションが救済案を出しました。
同社はおかやまシンフォニーホール内に本社を置く企業で、岡山、広島を含む15都府県に有料老人ホームを展開しています。
名称で言えばあいらの杜、アヴィラージュがあります。(ホーム一覧)
対象は内定が取り消しになった大学生や高校生らで、4月からの新規採用枠を拡大し、最短2日で内定を出して就職浪人を防ごうというものです。
勤務地は同社が運営する有料老人ホームなどで、勤務地が遠方になる方に対しては社宅の対応もあります。
さて、どうされますか?
確かにこの対応は素晴らしいと思います。
…が、内定が取り消しになってしまったからといって、焦って決めてしまう事は危険です。
介護の業界に興味があり、老人ホームでのお仕事をしてみたいと思う方はいいでしょう。
しかし、以外の方。
焦って興味を持てない業界に就職して、無駄に職歴を汚してしまうような事をしませんように。
それは、はれコーポレーション社が望んでいる形とも異なると思います。
焦りはあると思いますが、現代は第二新卒の市場も整っています。
就職浪人を恐れずにじっくりと時間をかけて自分のしたい仕事をきちんと見極めて欲しいなと思います。