私は岡山県についてのサイトを作っているので、岡山と検索する際に出てくるサジェストもよく確認するようにしています。
…で、SNSのTwitterで最近になって出てきたのが「岡山 集団感染」です。
新型コロナウィルスが流行っている時期なので、「岡山でもついに…!?」と思って検索してみたら、インフルエンザの話題なのです。
しかし普通のインフルエンザの話題とはやや論調が異なる様子です。
この話の始まりは2020年2月25日に保健所が岡山県内39校で集団風邪が発生しているという事を発表した事です。
この中で「インフルエンザとみられる」という表現が用いられました。
どうやらこれが曖昧だ、新型コロナウィルスを隠しているのではないか!と繋がっていって、SNSのサジェストに登場する事態になっているようです。
確かに曖昧な表現だとは思います。
しかし「〇〇とみられる」という表現はこれまでも普通に使われている表現です。
例えばこちら、新型コロナウィルスの話題など全くなかった2019年1月の集団風邪の記事です。
>岡山県内76校園で集団風邪 患者1146人、インフルか(https://www.sanyonews.jp/sp/article/859969)
この記事の中でも、
76校園でインフルエンザとみられる集団風邪が発生したと発表した
…と、普通に用いられています。
不安なのも判りますし、他都道府県で患者が出ている中で岡山がまだなのは不自然なのではないかと思ってしまうのも判らないでもありません。
でも過度に反応し過ぎるのもいかがなものでしょう。
私は医療従事者でも、保健所の関係の人間でもないので、もしかしたら本当に隠しているのかどうかは判りません。
しかし「インフルエンザとみられる」という表現が以前から使われている表現である事は判ります。