新見市のふるさと切手を入手しました。
1995年に作られたもので、絵柄はたまがきです。
たまがきは15世紀ごろに実在した庶民の女性です。
彼女は代官として赴任してきた僧侶の身の回りの世話をしていました。
しかしその代官はトラブルに巻き込まれて殺害されてしまいます。
そこでたまがきは死後の手続きをする事になり、その報告の為の書類を書きました。
これが”たまかき文書“と呼ばれるもので、中世の庶民の女性による貴重な文書として知られています。
文書の中で亡くなった僧が持っていた身近な品を幾つか形見に貰いたい旨を書いており、二人が恋仲だったか、もしくはたまがきが僧に対して恋心を抱いていたのではないかとする見方もあります。
残念ながらたまがきが形見を貰えたのかどうかなどは一切伝わっていません。
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