自社と競合するバス路線に新規参入を認めたのは違法 国に認可の取り消しを求めた裁判の控訴審判決【岡山】
両備がめぐりんの認可取り消しを求めていた裁判の控訴審です。
一審が請求の却下、2020年2月6日の控訴審は一審を支持し控訴棄却となりました。
一審判決の理由が”道路運送法に先に参入した事業者の営業上の利益を守る趣旨のものは含まれておらず、両備グループに原告としての資格が無い“という事でした。
恐らく控訴した両備グループにとっても一審の判断も、控訴棄却も既定路線だったのではないかと想像します。声を上げる事を重視しての事でしょう。
両備側は今国会での法改正を見極めて今後の事を決めるとコメントしています。
この問題では両備グループが不採算路線からの撤退を表明し、私の故郷の玉野の路線が廃止になるかもという騒動がありました。今後の流れ次第では再びそういった話が再燃する可能性もあります。
どういう決着になるのか注意深く見守りたいです。