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【岡山の味】旬を味わう「イイダコの煮付け」|米粒のような卵(イイ)が詰まった瀬戸内の逸品

読むのにかかる時間:1 分, 17 秒ぐらい

瀬戸内の春を告げる味|岡山の郷土料理「イイダコの煮付け」

岡山県の食卓に欠かせない、小ぶりで旨味の強いタコ「イイダコ」。特に冬から春にかけての時期、地元のスーパーや市場で多く見かけるようになると、いよいよ季節が巡ってきたと感じる県民も多いはずです。

写真提供:岡山県

「イイ(飯)」が詰まった神秘の体

最大の特徴は、メスが持つ卵です。
成熟すると胴体(頭部)にぎっしりと詰まる卵は、加熱するとまるで真っ白な米粒(飯/いい)のように見えることから、その名がつきました。

この卵のプチプチとした独特の食感と、濃厚な旨味こそが、イイダコが愛される最大の理由です。

煮付け、唐揚げ、そして「釣り」の楽しみ

定番は、醤油、砂糖、みりんで甘辛く炊き上げた「煮付け」です。里芋などと一緒に煮込むと、タコの出汁が染み渡り、至福の味わいになります。また、卵を持っていない時期や小ぶりなものは「唐揚げ」にすると、足の吸盤のカリッとした食感が楽しめます。

イイダコは、手軽な仕掛けで狙えることから「釣り」の対象としても非常に人気です。自分で釣った新鮮なイイダコをその日に煮付ける――。そんな贅沢ができるのも、瀬戸内海に近い岡山ならではの特権かもしれません。


結びに代えて

家庭の味として、あるいは酒の肴として。小さくても主役級の存在感を放つイイダコ料理は、私たちが大切に守り伝えていきたい「岡山の宝」の一つです。

関連リンク:イイダコの煮つけ岡山の街角から




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岡山生まれ、在住歴=人生。興味がある場所は歩いて見に行く「まち歩き」実践者。 郷土史だけでなく、地域グルメの歴史や廃線跡などの隠れた観光スポットを特に深掘りして発信。現在から過去まで網羅する岡山の情報サイト。 サイト開始:2002年~。25年以上の運営実績。

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