【昭和の記憶】瀬戸大橋博’88のメダルキーホルダー|手塚治虫デザインの桃太郎と、未来への約束

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21世紀へのゲートウェイ|瀬戸大橋博’88・岡山会場の記憶
整理の最中に、懐かしいアイテムが出てきました。
1988(昭和63)年に開催された「瀬戸大橋博覧会’88」の、岡山会場記念メダルキーホルダーです。
メダルタイプのこのキーホルダー、今手に取ってみても非常に精密な造形です。表面には、当時の博覧会のテーマであった「むすぶ心 ひらく未来 21世紀へ向けて 瀬戸大橋博’88 岡山」という文字が刻まれています。
1988年といえば、瀬戸大橋の開通によって四国と本州が陸路で結ばれた歴史的な年です。当時の人々が抱いていた「橋が開通することで、新しい時代が始まる」という期待と高揚感が、この一文にすべて集約されているように感じます。今となっては「21世紀」はすでに日常となりましたが、このキーホルダーを握ると、当時の人々が描いていた未来への純粋なワクワク感が蘇ってくるようです。
そして、このキーホルダーが今見ても豪華だなと感じる理由は、裏面に描かれたキャラクターにあります。
なんと、漫画の神様・手塚治虫がデザインした「桃太郎」のキャラクターが採用されているのです。
博覧会のシンボルとして、地域の伝統である桃太郎に、日本を代表する漫画家が命を吹き込む。この組み合わせの贅沢さは、当時の地方博がいかに国を挙げて盛り上がっていたかという証拠でもあります。緻密な造形の中に宿る、昭和という時代のエネルギーと遊び心。これぞまさに、当時の岡山を象徴する最高の「地域の記憶」といえるでしょう。
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岡山生まれ、在住歴=人生。興味がある場所は歩いて見に行く「まち歩き」実践者。 郷土史だけでなく、地域グルメの歴史や廃線跡などの隠れた観光スポットを特に深掘りして発信。現在から過去まで網羅する岡山の情報サイト。 サイト開始:2002年~。25年以上の運営実績。
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