岡山県と歌人の若山牧水というと余り関係がなさそうですが、実は新見市にゆかりのスポットがあります。
それが新見市の二本松公園です。

牧水が宮崎へ向かう途中、新見に立ち寄っていたのです。
そしてこの時に「幾山河 越えさり行かば寂しさの はてなむ国ぞ 今日も旅ゆく」という有名な和歌を残しました。
二本松公園はその事に由来して整備された公園です。
その時にこの峠道にあった熊谷屋という宿に泊まりました。
その宿は集会所として復元されているので、公園に来れば若山牧水が見たのに近い風景を楽しむことが出来ます。
ちなみに園内には牧水の妻、子(どちらも共に詩人)の歌碑も残されています。