日本三名園に数えられる岡山後楽園を歩いていると、ふと目に留まるのがこの自販機。 一見して分かる通り、園内の歴史ある雰囲気や周囲の樹木とマッチするよう、落ち着いた木目調のデザインが施されています。
1. 景観を損なわない「ステルス」な工夫
かつての観光地といえば、真っ赤や真っ青な自販機が唐突に置かれている光景も珍しくありませんでした。しかし、ここ後楽園では、おもてなしの心として「景観への配慮」が徹底されています。
こうした細かい気遣いがあるからこそ、私たちは現代に居ながらにして、江戸時代の面影を残す美しい庭園の世界観に浸ることができるのでしょう。
2. 【本音】自販機は便利だけど、やっぱり「お抹茶」が欲しい
……と、そのデザインの秀逸さに感心しつつも、心の中では別の思いが頭をもたげます。
「せっかく入園料を払って後楽園に来たのなら、自販機のボタンを押すより、茶屋でお抹茶をいただきたい…!」
喉の渇きを潤すだけなら自販機で十分ですが、この静かな庭園を眺めながら、ゆったりと抹茶やきびだんごを嗜む時間こそが、後楽園を訪れる最大の醍醐味。利便性の高い自販機を横目に、「次はどの茶屋に寄ろうか」と悩むのも、また贅沢なひとときです。

