久し振りに渋川海水浴場の倉敷市側を散策していて、見慣れない空き地に辿り着きました。
…こんな所に草原なんかあったっけ?
…そんな風に思いながら見ていて、思い出しました。
ここは元の国民宿舎 王子が岳があった場所です。写真右側のカーブになっている道の先に入口がありました。
閉鎖が2012年なのでGoogleマップのタイムマシン機能で現役時代にさかのぼれます。さっそく見てみましょう。
2011年時点の様子です。
この翌年の3月に閉鎖ですが、その結論に至るのも仕方ないような閑散とした様子です。築年数で言えば閉鎖時点で44年なので、建物としてはそれほど古いわけではありません。しかし記憶にある建物は、凄く古めかしい雰囲気でした。デザインの問題でしょうか。
私自身は隣の玉野出身なのでこの施設を利用する事はありませんでしたが、手前側の道の国道430号はよく通っています。
しかしここから車が出入りしていた記憶は殆どありません。
閉鎖の翌年には建物は取り壊されて、それ以降は写真のように特に再利用されるわけでもなく残されているようです。
全く放置されているわけではなく、雑草類はきちんと刈られていてマルシェが開催されたりと、公園的な役割になっているようです。
ところで写真向かって右側に国民宿舎時代からある建物は今も残されています。
こちらは何かしら使用されているようです。