少し前に岡山市の慈恩精舎というお店で食事をしたことを報告しました。
ちょっとかしこまった場だったので食べたものの写真を撮ったりはしなかったのですが、せめて取れ高を!と、駐車場でこんな物を撮影してきました。
仏像です。
仏像の両脇を象が守っています。
日本の寺院では象を見かける機会は少ないですが、お釈迦様の生誕を祝う花祭りでは白象が出てきますね。
お釈迦様の母親である摩耶夫人は、懐妊する前に6本の牙を持つ白い象が夫人の胎内に入る夢を見たそうです。
その事から白い象がお釈迦様を連れてきたのだと考えています。日本で言うところのコウノトリのような感じでしょうか。
日本で余り象が積極的に用いられていないのは日本にいないせいなのでしょうか。
この像の隣にはこんな看板もありました。
「ゴミをすてる人 ゴミをひろう人 どちらが しあわせな人生を 歩むのかなぁ」
要するに車場にゴミを捨てるな!というメッセージを送っている警告文なのでしょうが、それを責め立てるのではなく読んだ人に考えさせるというのが、慈恩精舎は宗教施設寄りの飲食店だと再認識させられます。
個人的な主観としてごみを捨てる事は、この看板が指しているであろうポイ捨てくらいの事で人生の幸福度を下げる事はないと思います。しかしゴミを拾える人は、そういう姿を第三者から見られているでしょうし、それによって評価が上がったり、何かをしてもらえるような事もあるでしょう。なので結果としてはゴミを拾う人の方が幸せな人生になるのかな、と。
そんな風に思いました。