玉野市の産業振興ビルの一階に、宇高連絡船時代の宇野駅の模型が設置されています。
これが現在の駅舎に変わる以前の宇野駅の様子です。
写真では見づらいと思いますが、「うのえき」という平仮名の駅名も再現されています。
実際の写真。
よく再現されています。
宇高連絡船の模型もあります。
オレンジのカラーが海面に良く映える船は伊予丸です。
こうして積み荷のやり取りなどをしていたのですね。
今となっては信じられないような風景です。
連絡船廃止後も長く続いた宇高航路ですが、それも2019年までで終わりました。
冷たいようですが、これも時代です。
私は玉野市出身なので、周囲から無くなって寂しいでしょうとか、また再開したらいいねという声をかけて貰った事もあります。
しかしあっても使わないから、宇高航路は無くなったのです。
公的な資金で再開させるほど香川~岡山を海上で行き来する需要、必要があるとも思えません。
台風で瀬戸大橋が止まって、「この人たちは今日は帰れないのかな」と思った時に、フッと宇高航路が有ったらよかったのにと思うだけです。