総社市の国道180号辺りを通行していると、こんな鬼を見えてきます。
ここは鬼びっくり饅頭本舗という和菓子のお店です。

お店の周りにはこのような赤鬼が何体も配置されており、知らずに通ると何事かと驚いてしまう事でしょう。

顔ハメ看板まであります。
このお店の名物が「鬼びっくり饅頭」である為に設置されています。よく見ると鬼さんたちはみんな手にお饅頭らしき物を持っています。

これが実物です。
実際には茶色い饅頭もありますが、鬼が持っているのはこれです。

名前やお店は奇抜ですが、饅頭自体はあんこ入りで寧ろ王道ど真ん中といった感じです。
では何が鬼がびっくりする要素があるのでしょう。

これが由来です。
ざっくり解説します。

もし桃太郎が現代の話題なら暴力に訴えて鬼を退治するのではなく、商談に向かったはずであるとお店の人は考えました。
となると手ぶらでは良くないので美味しいお饅頭でも携えていったはずである…という、そういうストーリーです。
そしてお饅頭がビックリするくらい美味しいお饅頭のおかげで商談も無事成立…。

鬼びっくり饅頭はそんなストーリーに基づいて作られたそうです。
という事で、特に奇抜な要素があるわけではなく普通のお饅頭だった「鬼びっくり饅頭」。しかし味は確かに鬼でもびっくりしてしまいそうなほど美味しいです。

1つ気になるのは、包装紙は商品説明にあるような穏やかな話し合いが行われたとはとても思えない雰囲気である事でしょうか。
桃太郎の目付きが完全に悪人です。

関連リンク:鬼びっくり饅頭本舗(岡山の街角から)




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