岡山県の公式サイトで「県政への提言」というコンテンツがあります。
これは県民から寄せられた県政への要望などの意見の内、幾つかを回答付きで掲載しているものです。
今回は令和4年10月分を読んでみましょう。
Jアラートについて
〇Jアラートの際、どのような対策を県としてとっているのか。
近隣国からのミサイルなので主として国の対策にはなると思うが、組織の中の一部としてどのような対策を取っているのか、また今後どのようにして対策されていくのか聞かせてほしい。
県にシェルターはどのくらいあるのか、頑丈な建物、災害時の避難所指定とされている学校などに窓のない部屋はどれくらいあるのか。またその部屋は何人入れるのか。県庁、市役所は日々あらゆる業務に多忙だとは思うが、いざとなったらそれどころではないと思う。そういった備えのある県にしていってほしい。⇒弾道ミサイル発射によりJアラートが作動した場合、連動する緊急速報メールや防災行政無線等により、ミサイル発射等の情報を即時に住民の皆様に伝達し、避難行動を呼びかけることとしており、今後も、定期的な導通試験により、Jアラートと連動した情報伝達手段に不具合が出ないよう努めてまいります。
シェルターや窓のない部屋の数・収容人数までは把握しておりませんが、県では、鉄筋コンクリート造の建物や地下施設などの緊急一時避難施設の指定を進めております。避難施設については、内閣官房「国民保護ポータルサイト」に掲載されていますので、最寄りの避難施設をスマートフォン等で確認いただけます。
10月は北朝鮮からのミサイルに対してJアラートが5年ぶりに発令された事で大きな話題になりました。この質問もそれを受けてのものでしょう。
Jアラートに連動して県内の防災行政無線などが鳴るとの事で、スマホを持っていない人でも安心できますね。
一方でシェルターや学校などの避難場所については、「シェルターや窓のない部屋の数・収容人数までは把握しておりません」という返答が。
フォローするように「鉄筋コンクリート造の建物や地下施設などの緊急一時避難施設の指定を進めております。」とありますが、収容人数を把握せずに設定を進めていくと永遠に設定し続ける事になりますが、大丈夫でしょうか。
フォローするように「鉄筋コンクリート造の建物や地下施設などの緊急一時避難施設の指定を進めております。」とありますが、収容人数を把握せずに設定を進めていくと永遠に設定し続ける事になりますが、大丈夫でしょうか。
現実問題としてはいくら用意しても約168万人(2022年3月時点)分の避難所の設定は難しいので、永遠に設定し続けるというのが正解なのかもしれませんが。
小さな不満も述べましたが、こういう時は国や県、市町村の采配に頼ることになります。
準備が進められているというのは安心できますね。
準備が進められているというのは安心できますね。