玉野市築港の金刀比羅宮を見学してきた帰りに、住宅地の脇を抜けて歩いているとレトロな自販機がありました。
非常に古いタバコの自販機です。
言うまでもなく非稼働。
なんと100円玉オンリーです。
500円玉未対応は見たことがありますが、100円しか使えないのは不便ではなかったのでしょうか。
昔のタバコの価格について少し調べてみましたが、意外と100円玉だけで買えるタバコは限られます。
まずセブンスター。1969年の初登場時の価格が100円です。
自販機の古さを考慮すると、セブンスター専用の自販機だった可能性がありそうです。星のシールもあしらわれていますし。
サンプルは筐体に残っていますが、完全に朽ち果てていて確認できません。
他に100円玉だけで購入できたのは、1983年にピースとマイルドセブン(現・メビウス)、1985年にハイライトが200円という価格帯があります。ちなみにセブンスターは1982年に200円ですが、翌年には220円に値上がりしています。
タバコは価格変動が激しい商品です。
この自販機の稼働期間は短かったのかも知れませんね。