先日、倉敷市の郷内の辺りにバイクを置いて周辺の散策を楽しみました。
その時にお参りしてきたのが清田八幡神社です。
この辺りには神功皇后が三韓征伐の帰路の途中、強風のために「清田田槌の浦」に寄港し田の中に行幸されたという伝説があります。
その地を祀るようになったのが清田八幡神社の起源です。
場所は後の時代(1219年)に移されたものなので、寄港地は神社の場所とは異なります。
力強い文字の案内板が掲げられていました。
かつては児島一島(※現在の児島半島。倉敷市の児島地域、藤戸町、岡山市の一部、玉野市)の総鎮守だったそうです。
立派な備前焼の狛犬がいます。
何故か歯抜けな感じがして、ちょっとユーモラスなお顔です。
立派な拝殿です。
道路から見えるのは看板ばかりなので、ここまで立派な神社があるとは思いませんでした。
中は何かしらの儀式の準備でしょうか。
座席と扇風機が用意されていました。綺麗に管理されていますね。
続いて本殿を見ていきましょう。
本殿は岡山県の重要文化財に指定されています。
現在の本殿が再建されたのは至徳4年(1387~1388年)で、改修が繰り返されて現在の形に落ち着いたのは1642年です。
ところで神社の社務所で気になる張り紙を見かけました。
御朱印には対応しておりません
どことなく御朱印をしないだけではなく、嫌悪感を感じさせるような文言です。
私は御朱印は全く集めていないので構わないのですが、この文言の真意は気になります。
という事でネットで検索をしてみました。
すると某御朱印帳収集のサイトでインフルエンザに罹患している宮司さんに書いてもらったというエピソードがヒットしました。
この書き込みだけを見れば参拝者に優しい宮司さんとも思えますが、捉え方によっては…?
ちょっとそんな事を思ってしまいました。