備前市日生町の鹿島八幡宮にお参りしてきました。
場所は日生駅から1km弱ほど北の住宅地を見下ろす山の中腹です。
石鳥居から先は急な坂道が続きます。
駐車場はありません。住宅地の中なので駐車可能スペースも無いので、駅から徒歩で来ましょう。
参道はきちんと整えられていて、まだ新しく見える石灯籠も立派です。
漁師に限らず危険を伴う仕事に従事する方は信心深いと聞きます。日生の漁師の方がしっかり寄進しているのかも知れません。
立派な備前焼の狛犬はその印象を更に深めます。
備前焼の狛犬自体は県内ではさほど珍しいものではありませんが、この大きさを鹿島八幡宮くらいの規模の神社で見かけるのはなかなかありません。
こちらは手水です。
変わった形をしています。独特の形状はどことなく海から引き上げられたものなのではないかと感じました。
日生だからといって意識し過ぎかも知れませんが、とても面白い形です。
拝殿。
社殿はそれほど大きなものではありませんが、落ち着いたいい雰囲気です。
拝殿内部はこのような感じです。
何故か御神燈が1つ逆さまに掛けられていました。何か意味があるのでしょうか。
中には掃除機、棚、ストーブなど人の出入りを思わせる物が幾つか置かれています。
お祭りなどで中に人が上る機会も多いのでしょう。よく清掃されていて、地元に根ざした神社のようです。
本殿は拝殿の規模から考えるとやや大きめの印象です。
こちらも拝殿同様によく管理されているようです。
後ろにある建物はトイレでしょうか。開けていないので分かりません。
本殿の前にも狛犬。
建造年は見えませんでしたが、比較的新しく見えます。
口元に塗られた朱色が鮮やかでした。
という事で以上が鹿島八幡宮の参拝に関する行程です。
鹿島八幡宮に関する資料は見当たらなかったので、詳細は分かりませんでした。
創建は古いようなので、地区の守り神として長く祀られてきたような印象を受けました。