鉄骨工事の「オビエ」/破産手続き開始決定 <岡山> 新型コロナ関連倒産(https://n-seikei.jp/2022/05/post-83016.html)
鉄骨工事の(株)オビエ(岡山県倉敷市西田)は5月16日、岡山地裁倉敷支部において破産手続き開始決定を受けた。
負債総額は約4億円。
名前だけは見た事がある会社です。
2号線からチラッと見えるんですよね。
鉄骨工事を請け負う会社で、施設の建設や耐震工事などを行っていました。
新型コロナウィルスの流行に伴い施工件数自体が減少、更に鉄骨の価格の上昇も重なって廃業となったようです。
鉄骨の高騰は2020年頃から始まり、2021年に顕著化しました。
大手では値上がりの長期化を見込んで前倒しで仕入れを行っている為、納期の遅れも生じているようです。
上のリンク先では宮城県の公共事業での遅れが紹介されています。
当然、高騰の影響で建設が中止・延期になったり、新規の計画が出てきづらい状況もあるでしょう。
その結果として今回のような倒産が続いているようです。
岡山では3月以降だけでも建築工事の岡山ウッドハウス、建築設計のUNITA設計室、作東建設(株)など建設関連の業者が倒れています。