懐かしの?eBoostr


最近、ちょっと古いPCを貰いました。
OSは元々がVistaなのを7に換装してあり、32Bitのパソコンなのでメモリは3GB、それにCore2DuoのCUPを積んだ省エネタイプです。

ちょっと動作がもう一つ物足りないなと思って、Ready Boostを設定してみることにしました。
その時、急に思い出したのがeBoostrです。

ここからはその思い出話です。


 eBoostrとは?
基本的な機能としてはReadyBoostと同じような、USBメモリなどにキャッシュを作るものです。
まだXPが全盛の頃に人気だったソフトです。

XPにはReadyBoostの機能がない上に、まだメモリなども高価で満足に載せていないPCも多かったので非常に有効でした。
軽くなるというソフトは数あれど、眉唾などではなくはっきりと体感できるレベルで随一のソフトでした。

 eBoostrの今
Vistaからは同等の機能が標準装備になったので、無くなったのかと思いきや、実は生き残っていました

これはRedyBoostが出た当時からなのですが、未だに機能的にはeBoostrの方が高性能なのです。
高速なメインメモリをキャッシュに回せる機能や、優先するアプリケーションを選んでのキャッシュ作成など、設定次第ではReadyBoostを大きく上回る効果を引き出せます。

無料版は2時間まで使用可能なので、興味がある方は入れてみてはいかがでしょうか。(再起動で時間が回復するので、こまめに再起動する手間を掛ければ無料でずっと使用可能…面倒くさいけど)

ちなみに有料購入する場合は、公式サイトからがお勧め。

 だけど・・・
実は当時の印象が良かったのと、公式サイト経由での購入が値引きになっていた(2017年2月)ので、購入しました。
コンビニ決済で、手数料込みで3000円ちょっと。

…なんだけども。

たぶん、ReadyBoostとそれほど変わらないです。上記のPCの環境では体感できるレベルで効果はありますが、ReadyBoostで得られる効果と比較すると、細かい数値まで出せば違うのかな?くらいのレベルです。
これは先述の無料試用の際になんとなく気付いていました。
ただ2時間という限られた試用ではあったら効果的という状況がなかなか無いので思い切って購入しました。

試したPCがメインメモリが多いとは言えませんが3GBあるので、恐らくReadyBoostよりもeBoostrが高性能とは言え、その差を体感できるほどマシンパワーが弱くないといったところでしょうか。
よほどスペックを絞って作られたビジネス用のノートPCなどで無ければ、わざわざReadyBoostとは別に入れる必要…というか、目立った効果は無いと思います。

でも高性能なのは事実。
それほど高くも無いですし、動作で御悩みの方は入れてみる価値は充分にあると思います。




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