■ だんだんと非快適になる公式アプリ
サイトの宣伝もかねて、Twitterを使っているのですが…長く使っている内にTwitter公式アプリ(android)がどんどん重たくなっていきました。
タイムラインを開くのに30秒以上、通知欄に至っては1~2分は要しています。ローディングの画面を見つめながら、ディスプレイが消えないように指でツンツンする、とても寂しい作業と時間を要します。
Mobile版のWebページや、他の非公式アプリだと問題なし。
アプリの都合かな?と思っても、他の人に同じような不具合が出ているわけでもないし、何度バージョンアップをしても状況が変わらないので、これは自分に原因があるのではないかと、色々と試してみました。
■ キャッシュ削除
よくあるキャッシュを削除してくれるソフトを導入、Twitterのキャッシュを削除してみました。
…が、ほぼ効果なし。
重たい、重たい。
もう少し軽く動いていた時点なら効果があるのかもしれませんが、現状ではその程度の改善では意味が無い!といったところでしょうか…。
■ データを削除
キャッシュのほかにアプリを軽く出来る作業にデータの削除があります。
本体の【設定】から、【アプリケーション】を選択、インストール済のアプリの一覧が出てきます。
ここからTwitterを選んで、【データの削除】を行います。
…が、一覧を見た時点でちょっとした違和感がありました。
アプリのサイズが183MBもあります。
これはちょっと巨大すぎやしませんか…と思って、Twitterをタップして詳細を表示してみると、何と本体が80MB未満なのに対し、データが100MB超になっています。
これが原因かと思い、データを削除する事にしました。
■ データの削除で何がどうなる?
データの削除を後回しにしてきた理由の一つに、削除をしようとする際に出てくる警告文の存在がありました。
【データを削除】を選択すると、再確認として【このアプリの全てのデータ(ファイル、設定、アカウント、データベース含む)が完全に削除されます】という項目が出てくるのです。
この一文でちょっと怖いなと思ってしなかった人もいると思います。
…が、僕が実際に試した際には設定やアカウントはそのまま残された状態で、余分なデータが消去されていました。
設定が一部変更されたのが、フォローしている同士以外の通知は見ない設定にしていたのが、全て見るように変更されていたくらいで、後は一通り確認して、特に問題なし。
他には、設定していなかった電話帳から知り合いのアカウントを探す機能の提案が改めて出てきたくらいです。
細かく設定をしている方がどうなるのか判りませんが、普通に使っているだけの方はほぼ影響なしなのではないでしょうか。
■ 結果
データの削除で速度は改善されました。
インストールした時がどれほどだったかまでは覚えていませんが、ストレスを感じることなくTLも通知も見れます。
インストールしなおした方がより改善されるという意見もネット上で見かけましたが、データの削除のみでこれだけ改善できるなら、わざわざ手間をかけて再インストールまではいいかなと思い、実行していません。
データの削除でも改善しない場合は、再インストールも試してみてはいかがでしょうか。