amazonを見ているとキーボード付きのandroidタブレットを販売していました。
ちょうど今まで使っていたwindows10のタブレットからの乗り換え先を探したいたので、試しに購入してみました。
いわゆる中華製品で、ノンブランドです。
価格は20,000円ちょっとくらいなので、まぁ上手く行かなければメディアプレイヤーにでもしようと割り切りました。
充電はUSB TYPE-C。マイクロSDのスロットが有り、カードを入れると本体容量の追加容量として使用することも出来るようになります。これは大きいです。
キーボード付きと言っても基本はタブレットで、取り外せる2in1のスタイルです。
専用のキーボードケースが付いています。ドッキングステーションのようになっていて、ケースに収納すると本体とキーボードが端子で接続されます。
キーボードの給電は本体から行われるので、別々の充電の手間はかかりません。
これがキーボード。
キーピッチは悪くないのと、タッチパッドが付いているのでマウス操作が可能になります。
HomeとEndのキーが有るので、ワープロソフトや表計算ソフトなどのオフィススイートを使うのにも適しています。
ちなみにandroidのHomeボタンはキーボードのHomeではなく、Escの方に割り振られています。
試しに無料のワープロソフトを導入してみました。
画面が大きいので、こうしてみると普通にノートパソコンです。
実際にノートっぽくしたかったので、デスクトップランチャーは少し凝ったものにしてみました。
どうでしょう。まるでWindowsのようですね。
これはComputer Launcherというアプリで、スマホ/タブレット上でWindowsの画面を再現します。
メニュー一覧がWindowsキーになっていたり、ステータスバーの上にクイックランチャーが設定できたりと、見た目だけではなく使い勝手の面でも上手く再現されています。
もちろんandroidの多彩なウィジェットも使用できます。
そしてもうひと工夫を加えたのがブラウザです。
…分かるでしょうか?
タブブラウジングはandroidのブラウザの恐らく全てで対応していると思います。
しかしタブを表示する為には別でタブボタンを押して、タブ一覧を表示させるような形式になっています。
しかしそうではないブラウザが存在します。
Vivaldiです。
パソコン用のブラウザと同じくブラウザの上部にタブが表示されます。
タブをあちこち移動しながら仕事をする場合に、これは非常に便利が良いです。
ちなみにブラウザの表示形式はPCモードにしてあります。
Wordpressの投稿はandroidアプリよりもブラウザのPCモードで表示したほうが容易です。
本体は畳んだ状態でこんな感じ。
ちょっと厚みはありますが、ごく普通のタブレットです。
では最後に総括。
androidは携帯端末用のOSなので、キーボードとマウス(タッチパッド)だけで操作をするのには適しません。
余り完璧を求めすぎずに、キーボード、マウス、画面タッチ…という三段構えで使うなら意外といい感じです。
それと意外と上手く行かなかったのがIMEです。
andoid向けのIMEのアプリで、物理キーボードでの入力だけに適した物は見付けられませんでした。
現在は画面の中にタッチ用のミニキーボードを表示させて、物理キーボードだけで操作しづらいときは画面の方で入力するようにしています。
…と、万事がこのような感じなのです。
創意工夫で使うのには良いと思いますし、この機体のスペックがオクタコアCPUで2.0Ghz、メモリが4GB。
最近の豪華な3Dゲームを楽しむのには物足りないスペックですが、オフィススイートで文字入力をしたり、ブラウザでのサイト更新などの用法では充分です。
個人的には試しに購入したアイテムですが、わりと使い倒せそうな感じです。
これだけの機種が20,000円程度で購入できるのですから、中国恐るべしですよ。