高梁市の巨福寺へお参りしてきました。
寺町にある日蓮宗の寺院です。
1355年に創建。
岡山で日蓮宗の布教活動に尽力した大覚による開基です。(関連リンク:大覚によるユニークな布教活動)
立派な山門は明治時代に備中松山藩の家老の家の物を移築したそうです。
確かに寺院と言うよりも侍屋敷と行った佇まいですね。
現在の本堂はそれ以前のものが焼失した為に1788年に再建されたものです。
こまめに補修されているようで、そうとは思えないほど美しい状態が保たれています。
本堂の隣に最上稲荷堂があります。
こちらも非常に立派です。
以前に訪問したことがある人なら、ここに非常に古い木製の狐が置いてあるのを覚えているでしょう。
実はこの狐がリニューアルされています。
新しいものではなく、修復されているのですね。
鳴いているようなユニークな顔もそのままです。
綺麗に直されていますね。
修復なので以前の味のある木製の頃の様子をみることはできなくなりましたが、新しい狐もいい感じですね!