倉敷市藤戸町の道を歩いていると、道沿いにこんな鳥居がありました。
額には太齋神と書いてあります。
太齋神というのがよく判りませんが、大宰府の変化で天神様を祀っているのでしょうか。
参道の階段はなかなか立派です。
その場で謂れなどを調べたくてネット検索をしてみたものの、2020年7月時点でヒット無し。
雑草などはきちんと管理されているので、地元の方だけが参拝に訪れるような場所のようです。
手水舎は水道類が近くに無いので、天然水スタイルでしょうか。
さすがに手や口を清めるのはNGな趣きです。
こちらが社殿です。
こじんまりとしていますが、奇麗なお社です。
拝殿、本殿といった造りにはなっていませんが、お社の中に更に小さなお社が3つ収められていました。
格子の隙間からの写真なので構図が良くないですがご了承ください。
先ずは中央にあった社です。
こちらには神社と同じく太齋神と書いてあります。
そして左側のお社。
こちらは中央の太齋神より大きなものです。
白狐が祀られているので、お稲荷さんでしょう。
廣嶺牛頭天王と書いてあります。
兵庫県の広峯神社を分霊しているようです。
牛頭天王は疫病を流行らせる神として知られています。
それを祀る事で、疫病を防止する為の信仰です。
この3つのお社で、地区の守り神なのでしょう。
興味深い場所でした。