真備「堤防決壊なくても浸水」 前野・岡山大院教授が調査で見解(https://www.sanyonews.jp/article/914012)
西日本豪雨から一年以上が経過して、着々と様々な工事が進んでいます。
しかし岡山大学院の教授が、堤防の決壊が無くても浸水が起こったとする見解を発表しました。
前野詩朗教授は堤防が壊れなかったと仮定したシミュレーションを行いました。
しかしその状態でも水は堤防を越えて真備町地区に流入したのです。
その浸水範囲は西日本豪雨の際と同じように市街地に広がったそうです。
私などの素人考えでは「堤防が壊れないようにすれば安全になる」という考えてしまいますが、堤防の工事が完了する事で今後の対策として充分という訳では決してないようです。
同教授によれば、その為に効果的なのは水位自体を下げる事なのだそうです。
そしてその為の高梁川と小田川の合流点の付け替え工事は2023年に完成予定になっています。