こうもり塚古墳・柵の内部の様子!


総社市の備中国分寺のそばにこうもり塚古墳という古墳があります。
古墳時代の後期に作られた古墳で、規模的には近くにある造山古墳・作山古墳などと比較すると小規模です。
しかし作られた時代からすると、決して小さな古墳というわけでもないようです。

内部はある程度まで進むと、上の写真のように柵がしてあって棺を間近に見ることは出来ません。
ネット上ではたまに中に入っている写真があるので、イベント時に入ったりすることは出来るようです…が、岡山県提供の写真で内部の写真があったのでご紹介します。

写真提供:岡山県

内部はこのようになっているのですね。
ある程度は柵越しに見えますが、綺麗に石を積んであるのが印象的です。

そして棺のアップも。

写真提供:岡山県

これは…、中を覗いてみたくなりますね!(笑)
こうもり塚古墳に埋葬されていたのは、周辺の有力者だと考えられています。
しかしかつては黒媛ではないかともされており、黒媛塚古墳と呼ばれていた時代もあります。
後の研究で古墳と黒媛で時代が一致しないことが判明し、古墳内部にコウモリが住み着いていたことからこうもり塚古墳に解消されたそうです。

…なんだか、とりあえず取り急ぎでつけたような感じがしますね。

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