岡山市中区を散策中にオシャレな建物がありました。
窓の感じからして普通の住宅ではないようですが、壁面にM山岳図書館と書かれています。

この名前をネット検索してみると、どうやら山に関する本を集めた私設図書館のよう。
自身でも本を出したりしていた事もあるようです。

…が、どうも営業していないようです。
というのも売りに出ている事を示す不動産の旗が建てられていたのです。
その場では私設の図書館の運営も大変なんだろうな…なんて考えつつ、人気の無い建物を後にしました。

帰宅後にもう少し調べてみると、次のような記事を見つけました。

守屋益男さん死去という2023年8月のニュースです。
この方がM山岳図書館を運営していた方です。87歳でお亡くなりなので、年齢的な事もあって図書館を閉じたのか、それとも現役のまま逝去されて、後を継いで運営する人がいない為に閉店を余儀なくされたのか。
開設は2013年で、その後の運営状況が確認できるような情報はネットでもほとんどヒットしません。
山に関する本という絞られたコンテンツの為、多くの人が訪れる場所というわけではなかったのでしょう。

しかし見て見たかったですね、山コンセプトの図書館。




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