高梁市の市役所庁舎前を歩いていると、入口前にカラフルな自販機があるのを見つけました。
今まで見落としていたのか、それとも新しく設置されたのか。それはさておき、じっくり見学してきました。
高梁市の観光スポットや市の花である桜があしらわれた、可愛らしいデザインの自販機です。
リサイクルボックスの右下には備中松山城のさんじゅーろーのイラストもあります。
自販機自体はコカ・コーラのものですね。
CokeOnも使えます(笑)
興味を引いたのはこちらのフレーズ。
「健幸都市たかはし」。
これについては帰宅後に調べてみました。
2021-2023年の高梁市の総合計画で定められた、市としての都市像を表現するフレーズなのだそうです。
同計画内では下記のように解説されています。
「健幸都市」とは、身体面の健康だけでなく、住民が生きがいを感じ、地域への愛着と誇り
を持って、心豊かに暮らせるまちと定義します。
新型コロナウイルスの流行の真っ最中に策定された計画だけに、健康面が重視されたという事情もあるようです。
私も地域への愛着は大切だなと思います。結局、地方が若者を引き止める最大の要素は愛着です。しかし愛着だけあっても希望するような仕事がなければ人の流出は止められません。
愛着を持ってくれる人が働ける環境。その2つが揃う事が高梁や、私の故郷である玉野や、そして多くの10万人以下の規模の市町村が目指さなければならない方向性でしょう。