新見市西方の辺りを散策していると、住宅地でこのようなものが目に入りました。
大水害防止と書いてあります。
…なんじゃ、これ。
水害防止の為に設置されたのであろうことは推測できますが、見た目は普通にブロックを積み上げただけのように見えます。
陸閘のように水が民家に入るのを防ぐ設備になっているのかとも思いましたが、肝心のブロックと民家の間を閉じる機構のようなものはありません。
水の流れが二分され、民家側の方が細い流れになるので多少は効果があるの…か?
平十四年と書いてあるので、恐らく平成14年に作られたのでしょう。
ネットで検索してみると同年の台風6号は梅雨と相まって大きな被害を出していることが分かりました。岡山は大きな影響は出ていなかったようですが、その時に安全面を考慮して作ったのでしょうか。
この大水害防止の近くには高梁川が流れています。
いつか来るであろう高梁川が氾濫するような被害に備えて作られたのでしょうか。