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14年連続1位からの転落?岡山県立図書館が譲った「首位」と、これからの読書体験

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順位よりも大切なこと|岡山県立図書館、1位譲る

岡山の誇りとも言える「岡山県立図書館」が、14年間連続で守り続けてきた入館者数・個人貸出冊数における全国1位の座を譲ったというニュースが飛び込んできました。

圧倒的な「強み」の裏側

2004年の開館以来、その膨大な蔵書と、利用者のどんな問いにもスムーズに応える司書さんたちの専門知識で、名実ともに日本一の県立図書館であったことは間違いありません。

しかし、2019年度の統計で1位となったのは、高知県立図書館でした。
山陽新聞の記事は新型コロナウィルスの影響を挙げましたが、当時両県の感染者数に大きな差はなかったことから、単にそれだけが要因とは言い切れない面もあります。

写真提供:岡山県

県ごとの取り組みの違いこそあれ、高知県民も不要不急の外出を控えていたのは同じはずです。

高知の強みは「統合」のシナジー

高知県立図書館が躍進した背景には、2018年に市立図書館と統合したという、構造的な強みがあります。

探したい本が近場で見つかる利便性と、県立の蔵書力が融合したその強さは、数字となって現れました。

ただし、岡山県立図書館の周辺にも市立幸町図書館はありますが、両館を統合してまで1位を維持する必要性は感じられません。
中央市街地に魅力的な図書館が二つある。それでいいと思います。

「私たちの図書館」の魅力は健在

大切な事は、数字の上では2位になろうとも、岡山県立図書館の価値が損なわれたわけではないという事です。
優れた司書さんたちが相談に乗ってくれる環境も、探し続けていた本に出会える蔵書の豊かさも、そこには健在です。

図書館は、私たちが本を愛し、知識を求めるための場所です。順位という数字に一喜一憂することなく、これからも私たちの岡山県立図書館を、快適に活用していきましょう。

結びに代えて

14年連続1位という偉業は、これからも岡山の図書館史に輝き続けるでしょう。
しかし、高知という新しいライバルが現れたことで、私たちの図書館が次のステップ、すなわち「数字ではない満足度の高さ」を目指す新しい時代が始まったとも言えるのではないでしょうか。

※個人貸し出し冊数に関しては岡山県立図書館が翌年に首位を奪還、2025年時点で5年連続の首位を獲得しています。




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岡山生まれ、在住歴=人生。興味がある場所は歩いて見に行く「まち歩き」実践者。 郷土史だけでなく、地域グルメの歴史や廃線跡などの隠れた観光スポットを特に深掘りして発信。現在から過去まで網羅する岡山の情報サイト。 サイト開始:2002年~。25年以上の運営実績。

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