岡山県立図書館、全国1位の座譲る 入館者数と個人貸出冊数、市立と統合した高知が首位(https://news.yahoo.co.jp/articles/ce9344220b5df11fb6a5b59ceeb860c29951f3fe)
2020年10月、都道府県立図書館として14年連続で続いていた入館者数、個人貸出冊数が2019年度は2位に転落した事が分かりました。
1位になったのは2018年に市立図書館と統合した高知県立図書館です。
テレビなどでも取り上げられる事が多い岡山県立図書館。
2004年9月に開館すると、2005年度以降は連続で入館者数と個人貸出冊数で都道府県立図書館として1位を記録していました。(※市町村立図書館は除く)
豊富な蔵書や、専門知識を備えた職員の配備などで利用者からの問い合わせにもスムーズに応える等の対応が高い人気を誇ります。
山陽新聞の記事は新型コロナウィルスの影響を原因に挙げていますが、私はこの意見にはあまり賛同できません。
この記事を書いている2020年10月8日時点でそれぞれの県立図書館のある岡山市は105人、高知市は95人です。
人口の差を考えても、高知にも相応の外出控えの影響はあったでしょう。
2019年度なので図書館が新しく出来た事による利用者増の影響もあったでしょうし、市立図書館と統合したという点も強みではあるのでしょう。
ちなみにこちらが高知の県立図書館の建物です。
岡山県立図書館で言えば徒歩20分足らずで市立幸町図書館があります。
しかし1位にこだわって市立と統合しましょう…という事はする必要もないでしょうし、恐らくアイディアとして挙げられる事もないでしょう。
図書館は探したい本がスムーズに見つかり、快適に読書や勉強を楽しめればいいのです。
2位になったからといって、私たちの県立図書館の魅力が損なわれた訳ではありません。
今迄の14年間同様に豊富な蔵書があり、優れた司書の方々がおられます。
これからも楽しく県立図書館を活用しましょう!