地域活力低下を懸念、「進路選択肢狭まる」の声も 作陽高の倉敷移転方針で津山市関係者、住民ら(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200117-00010008-sanyo-l33

このブログでも昨日紹介した、津山市の作陽高校が倉敷市玉島地域へ移転を検討している件で、津山市の反応が報じられていました。
移転先、時期についてはコチラの記事をご覧下さい。→作陽高校の移転、時期や場所は?


谷口圭三市長

移転について正式な連絡はなく、今後の動きを注視したい。作陽高は教育機関であるとともに重要な都市機能。まちづくりなどへの影響について、関係機関と十分連携を図りながら対応したい

津山商工会議所会頭

当時、指摘された交通の不便さといった課題には今も対応できておらず、今回の移転も起こるべくして起きたといえる。地域経済再生に向けた抜本的改革につなげなければ

PTA連合会副会長
子どもが自分の意志で学びたいことを選ぶときの選択肢が減るのは残念だ

教育長
作陽高にはスポーツや音楽など幅広いコースがあり、なくなると進路選択の幅が狭まる。今後、中学生や保護者が不安にならないよう、情報を集めて移転スケジュールなどを丁寧に説明したい

津山市連合町内会支部長
大学移転時から行政や財界が将来を考えて本腰を入れて対策をしてくれていたら。大学に続いて高校も消えれば寂しい限り。今後の地域のにぎわいづくりをどうすればいいか

なんだかそれぞれの立場が出ていて興味深いです。
街づくり、子供の選択肢、どちらも大切です。

作陽高校は普通課の中に6つのコースを持っています。
進学系、ITビジネス、フードデザイン、スポーツ、子供保育、ミュージックです。
このように多彩な進路に応える体制が整っているわけですが、専門性の高い方向性を検討している生徒には痛い損失ですね。
ここに関しては岡山県が公立で対応するかどうかでしょうか。
別に津山市を優遇する必要はないと思いますが、津山市にあればとりあえず県北部の子供たちが通学可能な範囲に様々な選択肢が残る事になると思います。

教育に力を入れていく県知事、どう判断されますでしょうか。




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