先日、旅の友として愛用しているZENを壊したので、新しく買ったZEN TOUCH2の話題を書いていたのですが、ちょっと続編です。
ZENは直販に力を入れているCreative社のポータブルオーディオプレイヤー(ウォークマンとかipod的な)です。
競合製品と比べてここがすばらしい!という点があるわけではないですが、価格が抑え目で、PCと連携するための付属ソフト…特にPodcastを転送する為のZencastオーガナイザーの動作が軽いとかといった美点もありました。
別に今回も同じCreativeにこだわったわけではないのですが、直販のネットストアでケース付のアウトレットが安かったので、購入しました。
…が。
これは商品についてよく調べずに買った僕の責任でもあるのですが、これまで使っていたCreative製品の連動機能が使えない。
Creativeのシンクマネージャーたちは新型のTouchを自社製品とみなしません。
そもそも製品の中にそういったソフトが入っているCDが付属していませんし、ダウンロード/アップデートも提供されていません。
Zen Touch2は従来のZENとは大きく異なり、OSにandroid(2.2)を導入しています。
USB接続でカードリーダーモードに入るので、そこから直接データを放り込むか、WMPなどのソフトで同期するかを求められます。
なんていうか、すでにこの時点でCreative製品を引き続き購入した意義を失っている気がします。
更にZen Touchはオーディオプレイヤーというよりは、小型のandroidタブレットという側面が強く、音楽再生機能が従来製品と比べて重視されていません。
最初から音楽プレイヤーはついているものの、特に高性能であるとか、従来のZEN製品っぽいUIを持っているというわけでもなく…。
一番使っていたPodcastに関しては、そもそもZENCASTとの連携が廃されている事もあり、普通のアルバム、アーティスト、曲の中からファイルを探して聴くしかない状況です。
Podcastのファイルは普通に音楽用フォルダに入れて再生すると、結構雑多になってしまうケースがあります。
どうしても駄目というわけではないのですが、せっかく新型を購入して使い勝手が悪くなるなんて…!
ということで、ちょっといろいろと試しました。
まずOpenWnnPlusを導入して日本語環境を整えます。
で、検索しやすくしたところで1MobileMarketのアプリを導入します。
google Playほどではないものの、DropBoxやEvernoteも揃う、優良な野良アプリのマーケットです。
それはさておき音楽プレイヤーらしく環境を整えてみます。
まずは一番使うPodcast環境からいじります。
PCとの同期は専用ソフトが無いと利便性が落ちると思ったので、無線LAN搭載を活かして、ZENでダウンロード・管理することを決めました。
BeyondPodのLite版を入れました。Lite版なので、試用期間を過ぎると一部機能の制限がかかりますが、機能は充分です。
このソフトはPodcastのファイルを専用のフォルダに入れてくれるので、便利です。
そして音楽プレイヤーとして、MusicFolderPlayerを追加で導入。
シンプルな機能で、フォルダーごとの音楽を再生するソフトです。シンプルなので、普段使いにいいかな?と導入。
このソフトなら、専用フォルダに分けられているPodcastの情報はプレイヤーにあがってこないんです。
そしてもうひとつ、デスクトップでもおなじみのWinapを導入。
Zen TouchのFMラジオ無しの下位機種だったので、せめて無線LANがあるときくらいはラジオ環境があればいいなと思い、Shoutcast用に導入しました。
ついでにこのWinapのウィジェットを最大まで引き伸ばしてデスクトップに貼り付けてしまえば、それだけでポータブルプレイヤーっぽくなりますね。
ちなみにデスクトップにはGO Launcherを導入しました。
これは自前のスマートフォンで使っているから使い慣れているというだけの理由です。
たまにどっちを使っているのか判らなくなりますw(゚o゚*)w
結局のところ、サイズも機能もスマートフォンと変わらない(電話機能、無線LAN以外の通信機能は無い)ので、同じことをスマートフォンでしようとしても出来てしまうんですよね。
これがZEN TOUCH2の最大の弱点だと思います。
それでもただのメディアプレイヤーなのでバッテリーを使い切っても構わないので、その点は強みです。
山奥を移動している最中に電話が使えなくなると泣けるので、今後もスマートフォンをそういった用途に使う事は無いと思いますし、そういった方には便利だと思います。
One thought on “こんなのZENじゃない!Zen touch2をポータブルプレイヤーっぽくする。”