フォーサーズ時代からずっと愛用し続けているレンズが14-54mmです。
カリカリと表現されるようなシャープな写真が撮れるレンズが多いフォーサーズの中で、柔らかめの写真が撮れる数少ないレンズです。
グレードで言うと竹レンズです。
僕はこのレンズを使い続けたくてE-m1を購入しました。
当然にE-M1で使う場合には充分に実用的な速度で稼動するのですが、今回はライブビューによる撮影を強化した後継モデルの14-54mm IIをE-M1以外で使って見ました。
アダプタは純正品のMMF-3です。
まずはこちら、パナソニックのLumix GF90です。
…なんか可愛くない。
さすがにレンズが大きいので、マウントを傷めてしまいそう。
ただしオートフォーカスの速度は充分に出ます。
マイクロフォーサーズのキットレンズに負けないくらいは動いてくれるので、充分に実用的です。
マイクロフォーサーズ機でも一部のフォーサーズレンズを最適化していたりするので、GF90もそうなのかもしれませんね。
このレンズはそこそこ寄れるし、GF90の4倍ズームを使えばこれ一本でかなりのシチュエーションを対応できます。
アダプタを持っていて、安く出回っていれば中途半端な価格のM4/3レンズを買うよりもアリだと思います。
そして次はKODAK Pixpro S-1です。
こちらもマウント的にしんどそうなのは同じですが、やや一眼レフチックなボディなのでGF90よりは違和感無く装着できました。
ただし、こちらは速度が遅いです。
広角で撮れば『やや遅い』。接写は『遅い、MFで撮るわ』。…そんなイメージです。
こちらの組み合わせはMF前提で考えておいた方がいいかもしれません。
どちらかといえばこちらの方で使いたかったので少し残念です。
こちらがS-1と14-54㎜iiで実際に撮影した作例です。
やっぱりいいですね、この柔らかめの描写。
ちなみに初代の14-54mmはどちらで使っても遅いです。