岡山市東区の上道地区を散策していると、遠くに塔のような建物が見えました。
興味を抱いてそちらに向かっていくと、医光院という寺院に辿り着きました。

なかなか立派な寺院です。
正式には「醫」の字を用いるようです。

境内も広くて歴史がありそうでしたが、境内にも戻ってから検索してみたネット上にも謂れのようなものは見つかりませんでした。
周辺には余り寺院が見当たらないので、旧上道町の寺院として信仰を集めていたのでしょうか。

地図上で近くに大與寺という寺院もあったので行ってみましたが、そちらは小さなお堂があるだけでした。

規模的には庵ですが、廃寺か無住になった後にお堂を再建したとか、そのような感じかなと思いました。
話しを医光院に戻しましょう。

私が最初に見た塔のような建物はこちらでした。

大日如来を祀る大日堂です。
建物が小高くなっている場所にあるので、下から見ると塔のように見えたのです。
まだ新しい建物のようで、白も朱も鮮やかな色合いです。

この場所は非常に見晴らしが良いです。

上道北方が望めます。旧上道町で地名に上道が残るのは北方だけですが、これは編入する岡山市にも同じ北方の地名があった為、混同しないようにとつけられたものです。
写真は医光院から南側の景色ですが、この先にある工場がナカシマプロペラの本社工場です。
船舶用のプロペラとしては世界的な企業です。




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