岡山県、軽症者らの宿泊療養先を倉敷に確保 感染拡大に備え、15日から順次受け入れ開始(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200513-00010000-sanyo-l33)
現在各都道府県では、新型コロナウィルスの患者が増えてしまった場合に備えて、無症状であったり軽症の感染者を病院ではなく医療スタッフらを配備した宿泊施設へ移す取り組みが進んでいます。
岡山県ではその宿泊施設の選定が進んでいませんでしたが、倉敷市児島の下電ホテルに決まりました。
現在入院中の患者も徐々に移す方針のようです。(この記事が出た時点で入院中は4名)
このホテルは玄関側から見るとこのような感じですが、正面からみると海が一望できるロケーションです。
感染で自由に出歩くことが出来ない状況の患者の方も、心身ともにリフレッシュできそうですね。
岡山県がホテル全館の101室を借り上げます。
その内の78室が感染者向けです。
看護師、県職員、ホテル職員が常駐し、医師はオンコール(院外待機)での対応になります。
第一報では費用として月額約2370万円の支払いが報じられていましたが、後ほど記事からは削除されたので異なる情報だったのかも知れません。
なので不正確な情報かもしれませんが、後々までの影響を考えると、正直これでも安すぎる条件ではないでしょうか。
個人的には意外な選択でした。
同ホテルは客が減っていることを逆手に取って、人混みから離れて静かに過ごしませんか?という売り込みで多くの予約客を確保した事が報じられていました。
実際、スケジュール表も予約がかなり入っていました。
その後、一部でコロナウィルスに感染した人を泊めていたのではないかとの悪質なデマが流された事がありましたが、それが客足に悪影響を及ぼしていたのでしょうか。
それともなかなか施設が確保できない県に対しての英断なのかもしれません。
同じ倉敷市の風籠(旧・鷲羽ハイランドホテル)や、玉野市のダイヤモンド瀬戸内マリンホテルのようにコロナウィルスの影響で臨時休業に入っているホテルがあるので、私はどちらかが選ばれるのではないかと思っていたのですが…。
これでもしもの時のベッドの確保も出来ますし、より体制が整いました。
しかし最終的には拡大が進まず「そこまでしなくてよかったね」と話せることを期待しましょう。