パトカー事故で重傷、岡山県を提訴 倉敷の男性(https://www.sanyonews.jp/article/981957

パトカーと衝突した男性が県を提訴

2017年に起きたパトカーとの事故に関して、倉敷市在住の20代の男性が岡山県を提訴しました。

2017年11月21日、早島町の県道でバイクを追跡していたパトカーが交差点へ一時停止をせずに侵入、男性の運転する軽自動車と衝突しました。
この事故で男性は脳挫傷や外傷性くも膜下出血を起こし、一時は意識不明の重体に陥っていました。
現在でも脳に機能障害が残っている状態だそうです。
そのため、岡山県を相手取って6050万円の損害賠償を求めています。

事故はどのようにして起きた?

事故は前述の通り2017年に発生しました。
パトカーがは自転車を足押しして走行させる原付バイクを発見、追跡していました。

そして県道交差点で事故が起きました。
パトカー側に一時停止がありましたが、そのまま侵入してきた為に起こった事故です。

パトカーは一時停止しなくていい?

原付バイクを追跡していたという事は、パトカーは緊急走行だったことになります。
緊急走行は赤色の警告灯をつけ、サイレンを鳴らしている状態です。

この時にパトカーは一時停止の義務が免除されています。
では今回の事故に関してパトカーに責任はないのか?というと、実はそうとは言えません。
パトカーは一時停止の義務は免除されますが、交差点進入時の徐行については免除の対象外です。

なので今回の件で言えばパトカーには徐行の義務や、安全運転義務などがある事になります。
確かに救急車は公道で他の車がが道を開けて救急車が走れるように整えていても、ゆっくりと交差点を通過していきますね。
あれが正解なのです。




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