今回は岡山ネタではなく、サイトの中の話題です。
専門的な内容になりますのでご了承下さい。
便利な検索エンジンのGoogleですが、他のシステムやアプリと同じようにアップデートが行われています。その中でも検索した際に表示される順位に関するアップデートが「コアアップデート」と呼ばれるものです。
例えば「ハンバーグ レシピ」と検索すると、下記のようなサイトが表示されます。
料理研究家の冨田ただすけさんが運営する白ごはん.comが一位、それに様々なレシピが投稿されるクックパッドが続きます。
現在、Googleは専門家が作るサイトを上位に表示する傾向に進んでいます。それだけが原因ではないのですが、料理研究家が運営するサイトが上、誰でも投稿できるクックパッドが下というのは典型的な表示の例と言っていいでしょう。
しかしこうしたルール、ポリシーのようなものが変わることがあります。
それを変えるのがコアアップデートです。今回のハンバーグの件で例えれば、「専門家の意見よりも、レシピの種類が多いほうが優先される」という改変が行われれば、白ごはん.comは順位を落とし、クックパッドや楽天レシピといった投稿型のサイトが上がる事になるでしょう。
2023年はそのコアアップデートが10月、11月と続いたことが話題になっていました。
これは珍しいことで、うちのサイトも少しだけ影響が出ていたのでSearch Consoleで調べてみました。
サイトの方で言えば約100件の記事がインデックスから弾かれていました。(クロール済み – インデックス未登録)
サイトの記事総数が約3000なので、影響は決して大きくないものの看過できない数字です。
そこでSearch Consoleの機能から検証をしてみると、一気に40程度にまで改善しました。
私のサイトでインデックスから弾かれていたページの傾向でいうと、連番でページ名を作っているものが多かったです。
例えば草ヒロのページのように1から順に2.htm、3.htm…と続けていますが、これらが機械的に弾かれていたのではないかと推測します。連番になっているので連載ページの途中とみなされたのかもしれません。
なので検証して一つずつの記事が独立した内容であることが確認できたらインデックスに戻され多様な感じでしょうか。逆に本当に連載記事に振ってある連番の方はなかなかインデックス登録されません。記事が独立したもので、検索でその記事に行き着く価値があれば登録、なければ登録しないということで判断されているのでしょうか。
検証で残った件も個別に申請を上げて、影響がほぼないところまで戻せました。
今回の影響はこの程度で助かりました。ネットで見ているとそれ以外の理由で弾かれたりするケースもあるようなので、個人的にはラッキーでしたね。