少し古い話題ですが、2023年の4月の火災跡の様子です。
津山市の歴史的な建造物が立ち並ぶ城東地区での火災という事で大きく扱われましたが、訪問時点では少しずつ片づけが進んでいました。

倉庫から発生した火災が周囲の建物に延焼しました。
前述の通り周辺は「津山市城東重要伝統的建造物群保存地区」として貴重な建物が多く点在する地区です。
希少な建物への被害はなかったようですが、周囲のコーポなどにも被害が及んでおり、決して無事でよかったといえるような状況ではありません。

こちらの建物などは城東地区のメインストリートに面しており、もう少し燃え広がれば津山市から観光地が1つ無くなってしまった可能性さえもあります。
火災後の6月には火災の起きた城東、そして同じく貴重な建物が立ち並ぶ城西地区では火災予防のための勉強会も行われています。
別に貴重な建物だから火災が起こってはいけない、被害を最小限にとどめなければいけないという事ではありませんが…。

ちなみに火災が発生した倉庫の所有者である後藤住建は誕生寺の阿弥陀堂を手掛けた会社です。
意外なところで行った事のある建物の看板を見つけて感動しました。

この後からまだ城東地区に訪れていませんが、火災跡に城東地区に相応しい建物が建て直されるのではないかと期待しています。
雨降って地固まるとも言います。新たな城東地区の景観に期待しましょう。

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