今回は調べ物をしていて知った事について。

サイトで津山事件を何かしらの形で掲載する事を検討していて、今は資料を読みふけっています。
多くの媒体で触れられている事件なので、何か違ったアプローチが出来るなら掲載してもいいのかなと思っています。
ところでその途中で気づいた…というより、知った事があるので紹介しようと思います。

津山事件の事件後の様子を見ていると、意外とそのまま住み続けた人が多いのですね。
もちろん離れた家もありますが、予想外に住み続けた家が多い。

これは昔の事件ではわりと共通している事のようです。
特に事件の起きた貝尾集落のように農家の多い地区だと、職場と家がくっついています。
そして今のように転職市場も発展しておらず、家から離れられないという事情があったそう。
事件後に関係者が住んでいた場所を離れるというのは、意外と新しい習慣なのかもしれません。

現在だと特に加害者を中心にネットなどで自宅の特定が行われ、拡散されてしまいます。
例えば和歌山カレー事件で逮捕された女性らが住んでいた家。

この家は事件後に放火に遭い、現在は地区が購入して管理しています。
一時期は公園のように整備していたそうで、2017年のストリートビューには机や椅子が置かれている様子が伺えます。

事件後も留まる、移住する、住み続けられなくなる…。
寂しい時代になってきたと感じます。




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