先日、玉野市の宇野港の辺りを散歩した際に、足を伸ばして檜垣直右の像を見てきました。 以前にも写真は撮っていますが、天候が良くなかったので撮り直しです。
ご覧の通り快晴! いい天気です。この日のカメラはKodak Pixpro S-1(黒)です。 青空の少し淡めの描写は特徴的ですね。 コダックブルーを求めて買った人が多かったと思いますが、真逆な青です
閑話休題。
檜垣直右は明治35年に岡山の知事に就任した官僚です。 彼は反対運動の多かった宇野港建造を推し進めました。 当時の日本は日露戦争の後で金銭的な余裕がなかったので、県議会も反対で動いていました。 しかし当時の知事には原案執行という切り札があり、それで宇野港の建造は進みました。 しかし当の本人は起工式直前で休職とさせられ、そのまま県知事の席から去りました。 恐らく檜垣直右の取った方法は官僚としては自分の立場を危うくさせかねない行為でしょうし、現代で行えば横暴だと叩かれてしまうような危うさがあります。 しかしその英断で、玉野は港町として栄え、今日もフェリーで賑わっています。感謝しないといけませんね。