後楽園の行事(9~12月)
後楽園のイベント
岡山後楽園では、年間を通して沢山のイベントが行われています。
今回は代表的なイベントについて調べてみました。
第3回目は9~12月の行事を紹介します。
■ 名月鑑賞会(旧暦8月15日)
中秋の名月の日に行われる行事です。
開園時間を午後9時30分まで延長し、延養亭での演奏会や茶会などが催されます。
お月見の為にお弁当や団子の持参が許可されており、その場所としてこの日だけ一部の芝生の中への立ち入りが許可されます。
■ 岡山後楽園で能を楽しむ会(10月第一土曜日)
文字通り能を楽しむための会です。
初心者の方でも能を理解できるように、解説付きで行われています。
岡山後楽園と能の関係は深く、後楽園を造った池田綱政は能を好み、自身も舞って見せる程だったといわれ、早い時期から能舞台が作られていました。
■ 岡山県後楽園菊花大会(10月下旬~11月中旬)
岡山県内の菊の愛好家の作品を集めた展示会です。
約300鉢もの作品が展示されます。
■ 松の菰巻き(10月下旬)
2月の行事で紹介した『松の菰焼き』と関連する行事です。
木の枝についている虫が寒くなると地上へ降りる習慣を利用して、幹へ巻きつけた菰の中に入り込むようにしておきます。
そのまま虫は菰の中で冬を越し、春になり再び活動を始める前に、菰ごと虫を焼き払う(菰焼き)のです。
■ 後楽能(11月3日)
文化の日に行われる能です。
10月の『岡山後楽園で能を楽しむ会』で能に興味を持ったらこちらでより本格的に能の世界へ浸ってみるのもいいかもしれません。
関連リンク
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写真
『紅葉と後楽園』(写真提供:岡山県)
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