HPを更新しました。
旧町村より、八束と上斎原、そして鏡野町の地名の由来をアップしておきました。
リンク:岡山の街角から
旧・八束村といえば、実は金田一耕助シリーズの聖地の一つです。
この地名が代表作の一つである『八墓村』のモデルになったんですね。
…聖地というか、事件現場というか(^^;
あまり地元の人にとっても誇らしい聖地ではないのかも(笑)。
ちなみに八墓村の作品では二つの聖地が登場します。
まず一つが地名としての八束村。
もう一つは濃茶。
映画でインパクトたっぷりだった濃茶の尼のモデルとなっているのは、横溝正史さんの疎開していた家のすぐそばにある小さな祠の通称が濃茶のばあさんだったそうですよ。
本来は病気の治癒などを願った可愛らしい大きさの祠なんですよ。
後、物語の前史となる殺人事件はいわゆる津山事件がモデルになっています。
また全体的な描写は都会から疎開してきた著者の印象が参考になっているのは言うまでも有りませんね。