MEGA使ってみた!(オンラインストレージ)


■ 探せ!Dropbox代替ソフト

最近、使っているDropboxのシンククライアントとパソコンの相性が悪くなったのか、とても重たくなったので、ソフトを変更する事にしました。
一応、希望としては有料プランで良いので30GB以上が使えて、リアルタイムのフォルダ同期が出来て、なおかつシンク用のソフトがLinuxに対応している事。

その時に見かけたのがMEGAという、オンラインストレージです。
https://mega.co.nz/
無料容量が50GB(この記事の後に新規アカウントは15GBへ変更されました)、リアルタイムの同期に対応、ソフトはPCがWindows,Mac,Linux、モバイルはAndroid,iOS,Windows Phone,Black Berryに対応しています。

MegaUpload

MEGAという名称でピンと来た方もおられるのではないでしょうか?
このサービスはかつて大容量のアップローダーとして知られていた、MegaUPloadの後継となるサービスです。

MegaUploadは動画、写真、ライブ配信、果てはエロ動画まで扱っており、日本では専らアングラ系のものがアップされる傾向にあったような気がします。
2012年に運営者が著作権の問題で起訴され、サイトも閉鎖。
アクセスするとFBIのコメントが読めたんですよ(笑)。

MEGAは2013年に新たに設立されたサービスです。
相変わらずの大容量っぷりですね。

■ MegaSnycの動作について

デスクトップアプリの動作に関しては、ほぼDropBoxと同等です。
Megaというフォルダを作成するか、指定した特定のフォルダをリアルタイムで同期していきます。

…で、とにかく遅い
最初にDropBoxで使っていたデータをアップロードして、更に別のPCでそれをダウンロードして…という作業を行いましたが、とにかく遅い

厳密に言うと、通信速度自体はそれなりに出ています。
同期するファイルの容量が大きい時に、Dropboxや他のオンラインストレージよりもアップロードの時間が掛かるのか?というと、それほど遜色はありません。
しかし一つのファイルをアップして、次のファイルのアップにまでちょっとした間があります
これはMegaがローカルでファイルの暗号化を行った後にアップロードをするという形をとっている為です。
僕は細かいファイルをたくさん同期するので、この間が繰り返される為に同期に異常に時間が掛かりました。

個人的には一旦同期が完了してしまえば、後は小さなファイルしか行き来しないので、許容範囲内と思っています。
PCのスペックによる部分なので一概には言えないのですが、クライアント自体も重たいという事はなく、こちらも許容範囲内の動作でした。

日本語も問題ありません。
※追加でクォータ超過の制限がつきました。
3GB以上のデータをやり取りする場合、無料プランでの利用のユーザーは6時間のダウンロード停止時間が入ります。
普通に使う分には1度に3GB以上のデータをやり取りする機会は少ないでしょうから支障はありませんが、初回の同期の際などで制限がかけられる方は多いでしょう。

■ 容量と有料プラン

無料で50GB(※現在は15GB)、有料プランは4.99ユーロ(630円くらい?)/月で200GB~の設定です。
今使っているDropboxは1200円/月で1TBです

実は有料で同等の容量(1TB)を利用するならDropboxの方がお得です。
個人的には数十GBあれば事足りるのと、動作の重たさの方が問題なので、とりあえずお試しで無料プランを使ってみる事にしました。

後はサービスが長く続く事だけが全てですね。
オンラインストレージも新しいサービスが出ては消えを繰り返しているので、有料で構わないので長く続くサービスを利用したいというのが本音です。
そういった意味で、アップデートしてパソコンとDropboxの相性(?)が改善されるようであれば、また戻そうと思っています。

※この記事のサービス内容は2017/9/6現在のものです。
この記事の投稿後に無料アカウントの容量は15GBへ変更されました。
50GB時代にアカウントを作成している場合は、容量は50GBのまま保持されます。




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