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ホームの跡が良くわかる駅跡

玉野高校前駅跡

玉野高校前駅跡


 広潟駅跡から歩いて2分程度の場所に、次の玉野高校前駅跡があります。

 距離にすると200m程度です。
 必要性を疑ってしまうような距離ですが、開業時からあったのは玉野高校前駅です。
 広潟駅は玉野市へ移管された後の1960年に追加されました。

 広潟駅は三井造船の社宅が多いエリアなので通勤目的で、こちらは駅名にもあるとおり学校の前なので通学の客を見込んでの設置だったのでしょう。
 詳しくは次のページで解説しますが、運営を受け継いだ玉野市の経営改善策は細かく停車して需要をさらおうというものだったようです。
 この後も近距離の駅が続きます。

駅跡


 駅名にある玉野高校は現在もある県立の高校です。
 校舎は少し離れていて駅跡からは見えません。

 先のページで紹介した、漫画家のいしいひさいちさんも通った学校です。
 在校時に漫画研究会に所属して、その才能を開花させたそうです。

 玉野高校前駅も建物の遺構などは残されていません。
 しかし一つ駅だったことを思わせる部分があります。
 写真右手側の緩やかな傾斜になっている場所がホームの名残なのだそうです。
 言われてみると、それっぽい雰囲気がありますね。


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目 次

写真:玉野高校前駅跡
写真撮影:岡山の街角から


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