TOPコラム>備中松山城を踏破する13

城内の様子

城内散策

城内潜入


 城内には城の歴史や周辺の施設などに関するパネルや修復前の松山城の遺構などが展示されている以外は、当時の殿様の生活や城で働く人々の日常を思わせるような物は残されていません。

 そのお陰で城の構造自体がよく見えるので、こういう作りになっているんだなぁと思いながら見ていました。

 過去に入ったことがある白は岡山城ですが、鉄筋コンクリートで復元された天守閣で、内部も博物館のようになっています。
 当時のままの現存天守の持つ雰囲気に圧倒されてしまいました。

 尚、高梁市歴史美術館へ行けば水谷家縁の物なども見ることが出来るそうです。

城内、その他の様子

ムシャムシャ…。
 上の写真の窓の格子は武者窓、連子窓と呼ばれるものです。
 格子の角を外に向けて設置することで外からは中が見えづらく、逆に内側からは外の様子が判り易い作りになっています。

 戦国時代の知恵を垣間見た感じで、面白いですね。
 囲炉裏もありますが、これは余り使うことはなかったそうです。火気厳禁です。

暗いなー、この写真。
 二階は写真のような『御社壇』と言われる祭壇のある場所です。
 これは水谷家が天守閣を建てた際に松山藩の平和を願って設けたもので、折々に祭典が行われたていたそうです。

 とても小さな部屋ですが、なんとも言えない神々しい雰囲気があります。
 あまりの神々しさに催してきた僕は、城を出ることにしました。
 城内にはトイレがないので外のトイレに行かなければなりません。

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写真撮影:岡山の街角から



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写真撮影:岡山の街角から


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