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在りし日の倉敷チボリ公園

倉敷チボリ公園とは

 チボリ公園を振り返る前に、一度簡単に倉敷チボリ公園とは?というところから話を始めてみようと思います。

運営会社

 運営を行っていたのは第三セクターである『チボリ・ジャパン株式会社』です。
 倉敷チボリ公園は、デンマークにある世界最古と言われる遊園地『チボリ公園』を日本へ誘致したものです。

 当初は岡山市や民間の企業も参画する予定がありましたが、どちらも途中で撤退した為に、最終的に県の単独事業として行われていました。
 所在地である倉敷市は建設費用へ対する助成金として100億円を捻出していますが、基本的には公園の運営には関与はしていません。

 1995年9月に着工、1999年7月18日より開園しました。
 2008年末のカウントダウンイベント終了時点(厳密には2009年1月1日)で閉園しました。

住所

 倉敷市寿町12-1
 この住所表記は公園の跡地に造られた『倉敷みらい公園』に引き継がれています。

 面積は約12ヘクタールで、クラボウ倉敷工場の跡地に建設されました。
 倉敷駅前の一等地ではありますが、それゆえに土地に限りがあり、公園自体は駐車場を持たず、全て周辺の駐車場で対応していました。
 晩年に本家のチボリ公園から、再契約の条件として遊具の増設を求められた際にも、費用面だけではなく、場所も災いして実現出来ませんでした。


料金体制

 チボリ公園は基本的には入場料金とアトラクションを利用するためのチケットが必要な料金体制になっていました。
 この他に、フリーチケットも含むセット販売や年間パスポート等も販売されました。

 入場者数が低迷の為、2007年には料金が変更され、大幅な値下げが行われました
 ここでは改訂前後の入場料のみを紹介します。

年齢
改訂前:日中
改訂前:夕方
改訂後:日中
改訂後:夕方
65歳以上
1,000円
500円
800円
500円
18~64歳
2,000円
1,000円
1,500円
1,000円
中高生
1,700円
800円
小学生
1,000円
500円
800円
500円
幼児
0円
※中高生の枠は料金体制変更後に18~64歳の枠と統合されました。
料金表(改訂後)

廃業後の備考

 倉敷チボリ公園の廃業後、廃墟や関連する施設が残されることはなく、更地にされた上で、先述の倉敷みらい公園や、アリオ倉敷三井アウトレットパーク倉敷といった商業施設が新たに建設されています。
 園内を流れる倉敷用水や、倉敷市の巨樹として認定されていたクスノキなど、幾らかの樹木も残されており、場所によってはチボリ公園の面影を感じることも出来ます。

 倉敷チボリ公園では倉敷市の成人式が開催されていました。
 公園が無くなって以降は同市内の『マスカットスタジアム』にて執り行われています。

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写真:上『倉敷チボリ公園・入り口』、下『料金表(改訂後)』
写真提供:Air Time

目 次

写真:倉敷駅から見たチボリ公園
写真提供:岡山県


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