TOPコラム倉敷にチボリ公園があった頃>7.入場者の推移

公園内の果断

倉敷チボリ公園の入場者数推移

入場者数の推移


今回は少し現実的なお話をします。 
まず倉敷チボリ公園の入場者数の推移を調べてみました。

入園者数推移

※1997年度は7月開業のため、7月~3月の9ヶ月、2008年度は廃業の為、4~12月の9ヶ月間の集計です。

 当初の目標とした入園者数は200万人でしたが、これが達成されたのは1997~1999年までの3年間のみです。
 2005年度には100万人を割り込み、2007年には第1回目でも紹介した大幅な料金改定を行いましたが、減少には歯止めがかかりませんでした。
 最終年度となる2008年は廃業に伴う駆け込み需要により、9ヶ月間で前年度を上回る入園者数がありました。
 最終的なチボリ公園の入園者数は18,106,852人でした。


県内、県外からの入場者


 上のグラフは平成19年度までの来場者数に対する岡山県民と県外から来た方の人数を表した数値です。
 入園者数が最も落ちた平成19年度でも県外から来られた方は37万8千人いました。この数字から倉敷チボリ公園単体での収益だけではなく、公園周辺における経済効果を考えて、公園を存続させる意義があるのではないかとする意見もありました。

 また、岡山県民の入場者数は全期間を通して安定して推移しており、県民から親しまれていた公園だった事が伺えます。

写真提供:岡山県



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