トップ > 下津井電鉄廃線跡を歩く2013-11
鷲羽山駅跡
■ 鷲羽山駅跡
今回の行程の中で、色々なイベントが行われている下津井駅を覗くと一番変化が見られたのは鷲羽山駅跡です。
左の写真が前回訪れた際の鷲羽山駅跡ですが、ちょっとした公園風にアレンジされなおしているのが判ります。
実はこの変化は当時から始まっており、写真中央に見える茶色の建物は公衆トイレなのですが、前回の行程の際は未完成だったようで、使用する事が出来ませんでした。
しかし今回は既に使用することが出来るようになっており、海が見やすい場所へベンチが設置されるなど、非常に手が加えられていました。
下津井電鉄線の駅で、瀬戸大橋が見えるのはこの鷲羽山駅周辺だけなので、しっかり楽しんでいきましょう♪
現役時代はトイレがある辺りに古い車両を一台設置して、それを駅舎代わりにしていたそうですが、廃線時に車両も撤去されてしまったようです。
■ 鷲羽山登山と駅
ところでこの鷲羽山駅は次の東下津井駅との間隔が非常に短いのですが、地域住民が利用するという以上に、鷲羽山への観光客が利用する駅だったようです。
現在も写真のような看板が立てられています。
今では車で鷲羽山展望台の駐車場へ行く人が多いのですが、昔はこちらから鷲羽山へ上がる方が一般的だったようです。
これはコラム『鷲羽山を散策する』の中で見た中にも名残がありました。
駅側から上がっていくことを前提にしているので、登山道の途中にある小さな古墳群の数え方は、駐車場側から行くと第三、第二、第一とカウントダウンする
ようになっていたり、展望台も駐車場の傍にあるのが『第二』で、その上…鷲羽山駅から見ると手前側にあるのが『第一』になっています。
軽く運動をしておきたいという方は、こちらから上がってみるのもご一興ですが、残念ながら駐車スペースが無いので、その点はご注意下さい。
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写真:上『鷲羽山駅跡(2013年)』
中『鷲羽山駅跡(2009年)』
下『鷲羽山山頂への案内看板』
撮影:岡山の街角から
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