岡山方言辞典:た行
た行の岡山弁 目次
た ち つ て と
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「た」から始まる岡山弁
田上がり:田植えが済んだ状態
たいぎー:面倒
たがう:関節を痛める
たぎる:他より優れている
炊く:煮る(西日本では煮るよりも炊くを広域に用いる)
たくる:強奪、ひったくる
たけしー:香りが強い
立飯(たちは):葬儀の朝に親族などで食べる食事
立てらす:物を立てかける
立てる:自分が立つ
たらう:足りている
だらず:だらしない
たる:飽きる
だる:緩む
たゆー:神主
たわ(乢、嵶、橈):峠とほぼ同義
団子バチ:クマバチ、スズメバチ
たんびー:都度、毎度
「ち」から始まる岡山弁
ちぢかむ:縮む
ちっくし:少し
ちーと:ちょっと
ちーときま:ちょっとの間
ちばける:ふざける
ちびる:すり減る
ちゃーちゃー:ペチャクチャ(お喋りの表現)
ちゃら:いい加減な
ちゃら書き:文字を雑に書くこと
ちゅう:という →なんちゅう:なんという
ちゅうぶ:中風
ちょーける:おどける
ちょーこ:蝶
ちょれー:頼りない
ちんぎる:ちぎる
ちょんぼり:少し
「つ」から始まる岡山弁
つえー:強い
つえる:潰れる
つかーせー:下さい
つぐねる:乱暴に重ねる
つくばむ:しゃがむ
つける:(ご飯などを)よそう
づつない(ずつない):苦しい
筒っぽ:和服(筒袖)
つどう:日程が重複する
爪をつむ:爪を切る
つめる:間隔を空けずに、いつも
つやす:潰す
つるまご:玄孫
つろっこー:釣り合う
「て」から始まる岡山弁
でがする:長持ちする
てご:手伝い
でーこんてーてーてー:大根を煮ておいて(岡山弁の代表的な例文)
手に合わない:手に負えない、ずる賢い
でぶちん:おでこ
出目(でめ):見込
でーれー、でーろー:凄い、どえらい
てれる:顔やスイカが赤くなる
てれる:炭が灰になる
てんからぼし:日光で乾かす、干上がる
でんぎ:すりこぎ
てんぐるま:肩車
てんごー:いたずら
てんごろやすい:容易い
「と」から始まる岡山弁
といー、とえー:遠い
どうなりこうなり:どうにかこうにか
どえりゃあ:素晴らしい
どがいな:どのような
どーぎる:大胆である
とぐう:縁組
どけ:除け
どしゃげる:ぶつかる
年病(としやみ):老衰
どだいこだい:どうにもこうにも
どたま:頭
とちめんぼう:慌てる
とーちか:アメリカザリガニ
どづく:殴る
とつけもない:思いがけない
どっとせん:良くない
とっぱー:身の程知らず
どどをくる:どもる
どねぇな:どのような
とばかす:飛ばす
どびる:伸びる
どべ:どろ
とらげる:片付ける
とりはぐれる:連れとはぐれる
どやす:殴る
とんぎる:尖る
どんけぇ:どのくらい
どんつき:つきあたり
とんつじ:てっぺん
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